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感想文!   

 本日AWSよりアーバンベネフィット社の木村勝男会長の本が届きました。ビジネス書かなあと思いきや、なんと自叙伝でした。中身も読みやすく3時間ほどで読んじゃいました。で、感想はというとかなり共感しました。と言うのは共通するところが多いのです。特にあげるとすれば父親、山、夢です。ではまず父親について。
 実は僕も片親なんです。僕の場合は僕が5歳の時に父親が37歳で亡くなりました。当時、祖父と祖母も同居していてさらに自営業をしてましたから木村さんほど貧乏を経験したことはありません。けれども決して儲かっているわけでもなく祖母も病気で目が見えませんでしたから生活は苦しい方でした。子供の頃、ファミコンが全盛期で周りの友達はみんな持ってたんですが祖父の内職姿を見て言い出せずにいた自分を覚えています。(ちなみに20歳になった時自分でスーファミを買いました。)少年期は理想の父親像を求めて本や、漫画でどんな父親がいいかなんて思ってました。一番なりたい父親は漫画ですがジョージ秋山の「はぐれ雲」。今でもああなりたいと思ってます。(是非お勧めです。)
 長男と言う所も似てて、内の母親はそういうことは厳しく「跡取りなんだからしっかりしなさい」とか「家族を養うのよ」なんていってました。だから育った年代は違うけど同じような躾を受けてます。で、何が言いたいかというと無いものへの憧れとそうならなければいけないというプレッシャーは(若干のコンプレックスは持ちますが)大きなエネルギーになるということです。生きてかねばならない、しっかりしなければならない、食わしていかねばならない、が今の僕を形成してきたんです。まあ簡単に言えば苦労したってことですよ。(笑)全然自慢にもならないので話したこともありませんけど。ただ今の自分があるのはこの試練のおかげだと思ってます。そのあたりが一つ目の共感です。
 長くなったので後の二つは明日書きます。

by naraya_k | 2005-12-09 17:57

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